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平成20年度のメッセージ 4月 市内では春の陽気と桜の花に包まれ、公園や広場で子供たちが賑やかに遊び、そしてご家族皆様が笑顔で過ごされている姿が私の目に浮かびます。 日増しに木々の緑が濃くなり、金勝山周辺には新緑を楽しむ人々が多く訪れる好季節になりました。 平成20年5月1日
栗東市長 國 松 正 一 〇「自然体験学習センター」の詳細はこちらをご覧ください。 梅雨入りを間近に控え、いよいよ蒸し暑い夏の季節を迎えますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、4月のメッセージでもお伝えしたとおり、市財政の危機的状況を乗り越えるべく、その内容を抜本的に見直す「財政再構築プログラム」の素案を先月15日の議会全員協議会でお示しすると共に、市ホームページ等を通じて市民の皆さんに公表させていただきました。なぜ、このプログラムを実施する必要があるのか、具体的にどのような手順で見直していくのかについては、別途記載しておりますのでご覧いただきたいと思います。 また、各学区地域振興協議会総会をはじめ各種団体の総会の席等でご挨拶の機会を得ました際にも、みなさまのご理解が得られるよう説明に努めていますが、この再構築プログラムを策定、実行しなくてはならないことに至りましたことは、市民のみなさまに心苦しく申し訳ない気持ちでいっぱいです。 当然、みなさまから厳しいご指摘やご意見が出されることと思いますが、いま市の行政施策面の贅沢を戒め質素倹約を実行することにより、本市の健全財政を取り戻し、必ずや次の元気で活力ある栗東市政は実現すると確信しております。 財政の底力を回復し、市民力の向上と相まって、公平感と満足度の高い栗東市となるよう、職員が一丸となって誠心誠意取り組んでまいりますので、何卒みなさまのご理解とご協力をお願いします。 さて、昨日の「ごみゼロ大作戦」では、参加いただいた多くの市民のみなさんと一緒に市役所周辺からJR手原駅にかけて散在するごみを拾い、さわやかな汗をかきました。 ごみの放置やポイ捨てはその人の心の問題です。今更ながら思うのは、ごみを拾う活動も重要ですが、ごみを捨てない人づくりがなお重要です。 規範意識の低下が著しい昨今、生活環境保全推進員の皆さんはじめ多くの市民のみなさまとの協働で啓発活動を進め、目指す風格都市栗東の心の基盤づくりを進めていきたいと考えています。 栗東市長 國 松 正 一 ○「財政再構築プログラム素案」については、こちらをご覧ください。
梅雨のじめじめとうっとうしい日が続きます。
皆様もご承知のとおり、5月の中国・四川省における大地震に引き続き、先月は国内でも大きな災害がありました。14日に岩手県及び宮城県を中心に最大震度6強の地震が発生し、多くの死者・負傷者が出ており、いまなお行方不明者がおられる状況です。 本市でも、20日の大雨により蜂屋や大橋地先での床下浸水をはじめ、市内で多くの被害が出ました。幸いにして市消防団の皆様方の迅速な対応などから人命に影響するような大きな被害は出ませんでしたが、改めて自然災害の恐ろしさを痛感しました。 一方、8日には東京秋葉原の歩行者天国で17名の人が無差別に殺傷されるという痛ましい事件が起こりました。それだけではなく、現代社会の抱える問題を象徴するかのように、この事件のあと連鎖的にウェブ上で殺人予告をするといった度の過ぎたいたずらが後を絶たないのが残念でなりません。 これら災害・事故で亡くなられた方々のご冥福と負傷された皆様の一日も早い回復をお祈り申し上げます。 こうした社会状況の昨今でありますが、今朝、私は7時過ぎから「社会を明るくする運動」の街頭啓発活動をJR手原駅で、この運動実施委員会の方々と共に行ってきました。この運動は「犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更正についての理解を深め犯罪や非行のない明るい社会を築く」のが趣旨です。 現在の混迷する社会に求められているのは、こうした運動の輪を広げ、家族や他人を思いやる心を育て、心痛める事件が起こらない社会をつくることです。そのような思いを胸に多くの方々が朝早くからこの啓発活動に参加して下さいました。安全で安心なまちづくりに向け、参画と協働によるこのような運動の更なる広がりが望まれます。 さて、先月の議会定例会では、「(株)アール・ディ-エンジニアリング産業廃棄物最終処分場問題の対策工に関する県への要望事項についての決議」が全員一致で可決されました。内容は滋賀県がRD問題解決に向けてその対策工案を策定するにあたり、地元住民の意向を十分踏まえ、相互理解を図り、合意と納得が得られるよう最大限の努力を要請されたものです。
市といたしましても全員一致で可決されましたこの決議と同様に先月30日に滋賀県知事に対し、地域住民との連携及び合意と納得を原則に市民への十分な説明を行い、住民の意見を尊重した対策工案を策定され早期に実施されるよう要請しました。 知事からは、RDの対策は住民の皆さんの「納得」と「合意」が絶対条件であると県議会でも申し上げたとおり、住民の皆さんの「納得」と「合意」の取れない対策をやらせていただく気持ちはない。との回答がされ、住民の思いが尊重された対策工案が策定されるものと大きな期待を持ちました。また、同様に滋賀県議会議長、議会の各会派にもお願いをしてきました。 今後も、栗東市の様々な課題の解決に努力を傾け、市民の皆様が安全で安心できる市政運営に取り組んでいきます。 平成20年 7月 1日
栗東市長 國 松 正 一 新幹線新駅設置事業と一体不可分で進めてきた栗東新都心土地区画整理事業(以下「土地区画整理事業」)は、今日まで中断した状態が続いていました。
栗東市といたしましては、昨年10月末に関係協定類が終了し新幹線新駅設置事業が中止となった以上、現行土地区画整理事業については成り立たないとの考えで、新幹線新駅設置の方針転換をした滋賀県と問題対策を協議する一方、現行土地区画整理事業を客観的、専門的に検証するために栗東新都心土地区画整理事業現行計画検証有識者会議(以下「有識者会議」)を設置し、委員の皆様に検証をお願いしてまいりました。 こうした中、去る7月2日に有識者会議全員一致のもと委員長から「本事業は廃止」との提言を賜るととともに「本事業廃止に伴う課題への対応」についての考え方をお示しいただきました。 提言書では、新駅設置と土地区画整理事業が一体不可分の関係にあること並びに滋賀県及び栗東市がそれぞれの権限と責任を分担しながら本事業を決定・実施してきたことを確認され、現行事業を継続する場合の新駅中止による本事業への影響を検証した結果、1.「事業目的を喪失していること」2.「施設計画が過剰投資となること」3.「地権者の資産価値保全の原則に抵触すること」の3点が明らかになったと記されています。さらに、「検証結果から現行計画の執行見込みはなく、変更継続することについても合理的な説明理由を持てない行政への不安感や不満を増幅させ、合意形成の難航・長期化と私権制限をかけたままの休止状態が長期化することになり、廃止すべき」と示されています。 また、土地区画整理事業は、「施行者である栗東市が責任をもって対応していくことは当然のことであるが、滋賀県の新駅設置に関する決定事実を受けて推進してきた事業である上、新駅の中止という滋賀県の一方的な政策転換により、土地区画整理事業の事業目的が喪失したことから、その原因者である滋賀県については、事業廃止に伴う人的・金銭的支援を積極的に行い、その責任を果たす義務があると考える。」と、土地区画整理事業廃止に伴う課題への対応にあたっての考えが示されました。 私といたしましては、この提言を最大限尊重した判断を早期にするべく、去る7月4日~9日にかけて地元地権者の皆様をはじめ関係皆様への説明を行い、本日、「栗東新都心土地区画整理事業」を取りやめることを決断いたしました。 今日まで土地区画整理事業完成による栗東市の更なる発展に並々ならぬご協力を賜りました地権者の皆様をはじめ関係皆様、市民の皆様には、こうした事態になりましたことを心からお詫び申し上げます。 今後は、土地区画整理事業を取りやめるための所要の事務手続きを進めてまいりますが、同時に様々な課題の早期解決に向けてさらに滋賀県の積極的な対応を求めるとともに、施行者である栗東市としての責任を果たしてまいりますので、市民の皆様方のご理解をお願い申し上げます。 平成20年7月10日 栗東市長 國 松 正 一 再構築に向けて対話を重ねています 梅雨も明け、さらに暑さが厳しい毎日が続いています。市民の皆様には熱中症予防など暑さ対策を万全にして健康管理にご留意ください。 平成20年7月24日 暑さ厳しい日が続きます。
今年も各自治会では趣向をこらした夏祭りがはじまり、あちこちで歓声が聞こえてきます。また、この3日にはりっとう市民夏まつり第二部「夏まつり」が市役所周辺で行われます。 市民の皆様には家族や友人、地域の方々とふれあいを深め、楽しい夏を過ごしていただきたいと思います。 さて、市は本年2月に景観行政団体となり、6月には「百年先のあなたに手渡す栗東市景観計画」(百年計画)を策定するとともに、この計画に沿ってまちづくりを進めるための「栗東市景観条例」を制定し、来年1月1日に施行を予定しております。
今後、この百年計画、景観条例に基づき、市内にある歴史街道を活かして特色ある景観を形成していくため、先月25日に「栗東市街道ものがたり百年協議会」を設立しました。これは、市民の皆様をはじめ企業や団体、まちづくりの専門家や行政などが連携・協働しながら100年先の栗東市を見据え、みんなで「風格都市栗東」を築き上げる取り組みの一つです。 同時に、歴史街道やまちづくりに関心のある方々が、幅広く「誰でも、好きなときに、好きなだけ」集い、楽しみながら歴史街道の魅力を再発見していただくため、この協議会内に「(仮称)栗東市街道百年ファンクラブ」を置きました。 詳しくは、後日市ホームページでもご案内しますので、興味のある方はお気軽にご参加ください。 また、先月23日には、栗東市立保育園等運営計画策定委員会の正副会長から「栗東市の就学前保育における民間活力活用の基本方針と同基本計画」の答申をいただきました。
市では、多様化する保育需要への対応、或いは子どもの増加に伴う保育施設整備や保育士の確保等の課題を抱えています。これら諸課題の解決を図り、ニーズへの対応、サービスの充実等、子どもたちにより良い保育・教育を提供するため、答申に基づき民間活力導入を推進してまいります。 この新たな保育園の運営施策について、今月末から9月末にかけて、市民の皆様方への説明会を実施します。ご参加をお待ちしております。 なお、前回のこのメッセージでお伝えしておりました通り、今月2日から10日にかけて各学区のコミュニティセンター並びに中央公民館の9箇所で「財政再構築プログラム(素案)」について市民説明会を開催します。
また、今月号の広報りっとうでも、先月に引き続きプログラムに関する特集記事を掲載しておりますので、ぜひ、市民の皆様方のご意見やご提案をお聞かせください。 平成20年 8月 1日 栗東市長 國 松 正 一 ○ 栗東市の就学前保育における民間活力活用に関する市民説明会の詳細はこちらをご覧ください。 残暑まだまだ厳しい日が続いています。中国北京ではオリンピック競技が連日繰り広げられ、日本人選手の活躍が伝えられています。こうした選手達の真っ直ぐであきらめない姿勢に、私自身は何かと厳しい夏を乗り越える力を与えられています。
さて、今月始めに開催をしました「財政再構築プログラム素案市民説明会」では、暑い中にもかかわりませず、各会場へお集まりいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
また、市政を預かるものとしてこうした事態になりましたことに対し、心からお詫び申し上げます。 この説明会では、皆様から多くのご意見をいただきました。内容は後日、市広報及びホームページでお知らせいたしますが、やはりこのような事態になったことへの厳しいご意見や、こうした事態を正面からしっかりと受け止め夢と希望のあるまちづくりに向けて、この厳しさを市民も共有しなければならないとの温かいご意見も賜りました。 市民の皆様から多くのご意見を頂戴することは、それだけ市政運営に大きな関心を寄せられている証であると改めて認識するとともに、こうした様々なご意見を真摯に受け止め、必ずや本市の財政を再構築させるべく固い決意で取り組んでいきたいと思います。 今回、いくつかの説明会場では、終了時に市民の皆様から激励の拍手をいただきました。私をはじめ職員は感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も市民皆様の期待を胸に元気な栗東市づくりに直往邁進してまいりますので、変わらぬご支援ご協力をお願い申し上げます。 日中はまだ残暑厳しいものの、朝夕の涼しさに秋の訪れを感じる今日この頃です。 さて、毎年9月1日は防災の日です。この日に因み、6日(土)に「防災・国民保護総合訓練」を栗東市民運動公園において実施する予定です。特に、防災総合訓練は湖南四市合同にて行ないます。 今月は各学区や自治会などで敬老会が開催されます。私も各地域にお伺いする予定ですが、この機会を通じ、改めて多年にわたり社会につくしてこられた方々を敬い、感謝するとともに、高齢者の方々をはじめとする市民の皆様方により満足していただける元気なまちづくりに向け一層努力していきます。 平成20年 9月 1日 本市の上下水道課職員が、去る9月7日に収賄容疑で逮捕されるという事件が発生いたしました。
このことで、行政の信頼を失墜し、市民の皆様には、たいへんなご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。 また、こうした事件が起きたことは、私をはじめ上司の管理・監督が十分でなかったと心から反省をしております。 現在、詳しい事実関係につきましては、警察による捜査がされておりますが、市といたしましても副市長を委員長に「職員収賄事件等再発防止対策委員会」を9月10日に立ち上げ、今回の事件に係る問題点および課題を検証いたしますとともに、公務員倫理と契約事務手続き等に関して再発防止策の策定に向け検討を早急に行ってまいります。 さらには、職員の法令遵守と倫理意識の一層の徹底を図るための研修などを実施し、このような事態を二度と起こさないよう、職員一同が襟を正して職務に専念し信頼回復に努めてまいります。 市民の皆様には、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 去る9月7日に上下水道事業所職員が収賄容疑で逮捕されてから、警察による捜査で同職員がその後二度にわたって再逮捕をされるという事態になり、市民の皆様には度重なる不祥事に改めて深くお詫びを申し上げます。
同職員については、去る10月10日に懲戒免職処分としておりますが、今回こうしたことが起きたことは管理監督が十分でなかったと心から反省をしております。 市では、財務規則等により工事契約などの業務手順を定めている中で事務を進めていますが、このような事件を予防できなかった事務体制等を検証し、見直しを図るとともに厳正な対応をして市民皆様の信頼回復に誠心誠意努めてまいります。 平成20年10月15日 栗東市長 國 松 正 一 ↑このページのトップに戻る↑ 金勝山の木々も色づき始め、いよいよ本格的な紅葉の季節を迎えます。
11月3日には、市政功労者表彰式を執り行い、多年にわたり市政の発展に寄与された方々の表彰をいたしました。今日まで栗東市の発展のために市の役職員やボランティア活動を長きにわたり続けていただいた皆様のお力添えがあっての栗東市政であることを改めて認識し、感謝を込めて表彰状をお一人おひとりに手渡しました。 さて、新幹線新駅設置事業が事実上中止になって丸1年を迎えました。
現在も県と市による諸会議において、中止後のさまざまな問題の解決に向けて協議を続けていますが、新都心土地区画整理事業問題や後継プラン策定については、ようやく第一歩を踏み出した状況です。 起因者である滋賀県には、中止後に「誠意を持って当たる」とされた知事の言葉を再認識され、その自覚のもとで迅速かつ積極的な対応を期待したいと思います。 いま栗東市は、新幹線新駅中止による負の影響をはじめ様々な要因により、市民の皆様にも理解と協力をいただきながら財政再建に取り組まなくては将来展望がひらけない状況下にあります。 こうしたことから、去る10月14日に「財政再構築プログラム素案」を成案化し、今月号の広報りっとうにてお知らせした通り、着実な実行に取り組む中で風格都市りっとうづくりに努め、「栗東の元気」を再び取り戻してまいります。 どうか、皆様の格別のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 今月は各地域では、ふれあいまつりや文化祭などが催されています。皆様方も、地域の中でふれあいを深め、楽しく充実した晩秋をお過ごしください。
秋の間続いていた各地域での敬老会や運動会、また、各種祭り等のイベントも一段落をし、今年もあと1ヶ月を残すところとなりました。それぞれの地域、団体等でご尽力を賜りました関係者の皆様には、大変お疲れ様でした。
さて、先般、新聞紙上に新幹線新駅中止の負の影響による土地開発公社の資金調達について、財政再生団体へ転落する可能性があるとの報道がありました。皆様には度重なる栗東市に関する報道で、何かとご心配をおかけし、大変心苦しい限りです。
言うまでもなく、このようなことにならないよう、私の当然の責務としてこのまちと市民の皆様を守るため、現在最大限の努力をしております。 また、3日から開会される市議会12月定例会では、すでに成案化をした財政再構築プログラムを本格的に実施していくための関係条例等を提出しています。このことは、すなわち元気な栗東を早期に取り戻し、市民の皆様の信頼と安心を回復するためには、このプログラムを確実に実行する以外にないとの決意で臨んでいるということです。市民の皆様方には、ご迷惑をかけることと思いますが、どうかご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ところで、年末にもなりますと何かと気ぜわしくなり、その隙を狙った犯罪が、残念なことではありますが、例年マスコミで数多く報道されます。
防犯対策は、特に地域での取り組みが極めて重要ですが、幸いにも、栗東市では「地域の安全は自分たちで守ろう」と以前から各自治会を中心に防犯活動が行われています。「犯罪を許さない」という姿勢と、まちの死角をなくす住民みなさん一人ひとりの視線が「地域の防犯力」となりますので、ぜひ、引き続き年末も安心安全な栗東のまちづくりにご協力をお願い申し上げます。 これから寒さ厳しくなる折、健康には十分ご留意ください。 さて、世は不況の真っ只中であり、明るい兆しが全く見えないまま、新しい年を迎えました。こうした厳しい社会経済情勢にあることや本市の極めて難しい行財政状況をまず念頭に置き、常に危機意識を持ちながら本年の市政を力強く進めていくことを改めて決意しています。 このような中、今年は特に市政を推進するエンジンとして「市民力・地域力の結集」、そして市政を推進するエネルギーとして「行政力の充実」を掲げ、この二つの力を重要な柱として市政を進めてまいります。 具体的には、現在制定に向けて準備を進めている「(仮称)栗東市市民参画と協働によるまちづくり推進条例」という参画と協働の基本的ルールのもと、昨年策定・制定した「百年先のあなたに手渡す栗東市景観計画」・「栗東市景観条例」を着実に実行することにより、エンジンである市民力・地域力結集をより一層高めてまいります。 また、行政力を充実させる主要なエネルギーとして、財政健全化に向けた「財政再構築プログラム」の完全実施、民間活力の確実な導入、職員倫理・服務規程の徹底や職員能力の向上などを進めてまいります。 この二つの力のベクトルが方向を一つにすれば、平成21年市政が力強く推進できることはもとより、今栗東市が直面している厳しい試練は必ず乗り越えることができると信じ、全力で取り組んでまいりますので、今年もどうかよろしくお願い申し上げます。 先月は世界情勢や国政、市政においても何かと大きな動きがありました。20日にはアメリカ合衆国第44代大統領にバラク・オバマ氏が就任され、アメリカはもとより世界各国でこのことが報道されました。世界規模の大不況への対策が叫ばれている中、世界のリーダーとしてもオバマ氏への期待は大きいと思います。
また、国内では年明け早々に開かれた第171回通常国会において、2兆円規模の定額給付金を柱とする20年度第2次補正予算案を中心に与野党の審議が続けられていましたが、原案通り可決がなされ、この執行に関連する法整備について今後議論がされていくことになります。市においても、この1日付で定額給付金推進室を設置するなどして態勢を整えました。今後、国会審議の動向を見極め、的確な対応ができるよう努めてまいります。
一方、栗東市政においては、去る28日に臨時議会を開会し、長年の懸案事項でありましたRD産業廃棄物最終処分場問題の早期解決と市民の安心安全確保に向け、大きな判断をしました。今後、県が地元周辺自治会への合意と納得を得る努力のもと、責任をもって対策工事を決定されるとともに一日も早く実施されることを切に願っています。市としても環境保全対策を進めてまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
暦の上で春は近いのですが、まだまだ寒い日が続きます。健康管理には十分ご留意ください。
平成21年 2月 3日
栗東市長 國 松 正 一 ↑このページのトップに戻る↑ 新幹線新駅中止問題にかかる財政上の諸問題の合意に向けて(お知らせ)
平成19年10月末日をもって協定類の履行の合意に至らず事実上の中止となった東海道新幹線(仮称)南びわ湖駅設置事業は、中止後1年4ヶ月が経過した現在も「負の影響」問題が山積しており、滋賀県との協議を続けています。 この問題解決にあたって本市が一貫して主張してきたことは、滋賀県の政策変更により結果として栗東市が被る影響について正当な措置を求めるということです。このことを協議の基本として取り組みを進める中では、滋賀県が協議の対象とする事業、期間、金額等、その考え方が本市との間であまりにも大きな隔たりがあり、話し合いは大変厳しい状況でした。 本市は、協議の基本額として、今日までの投資額約130億円のうち、土地開発公社用地関係の約90億円と新幹線関係事業費の約40億円に分け、まずは約40億円の新幹線関係事業費を先行して話を詰めていくことにしました。 この約40億円は、昭和62年度から平成19年度末までに栗東市が新幹線新駅設置事業・新都心土地区画整理事業に伴い支出を要した経費(人件費や事務費なども含む一切の経費)を積み上げたものです。 本市としては、当然この約40億円全額を滋賀県が負担されることを大前提として協議に入りましたが、弁護士等の専門家による意見を聴き法的に求め得る内容を精査しながら、また折り合いがつかない場合の法的手段も視野に入れ整理をしつつ、市の利益を勘案し粘り強く滋賀県と交渉を続けてきました。 今回、基本合意事項として、滋賀県から(1)平成19年度までの支出に関しては約16億円の支出、(2)平成20年度以降については後継プランの策定、現地の復旧、地権者への補償など土地区画整理事業の中止に起因する経費の2分の1を負担、(3)後継プランの実施について基盤整備を中心に財政対応すること、について、双方にとって妥当な考え方として確認しました。 このことから本市としては、(1)本市が投資してきた額すべてまたはそれに近い額で合意することは法的にも相当に難しく、訴訟等による場合においても必ずしも全て市の主張が認められるとは限らないこと、(2)解決に至るまでの訴訟期間も数年以上要すること、(3)裁判費用は数億円単位となり、事務的にも甚大な時間と労力が必要と考えられること、これらの事情に合わせて、喫緊の課題である新都心土地区画整理事業の後継プラン事業を滋賀県と共に早急に進める必要があり、負の影響を受ける期間をできる限り短くして将来のまちづくりへの展望を拓くことを優先すべきであるなど、これらを総合的に考慮し、いま合意をすることが最も市(民)の利益に繋がると決断したものです。 また、残りの土地開発公社用地関係の約90億円については、滋賀県と本市が連携・協力して後継プランの策定などで用地の有効な活用策を見出す中で資産価値を高めて、対応を図っていきたいと考えています。 一方、新幹線新駅の中止によって、栗東市土地開発公社が保有している新幹線関連用地の利用目的が失われたことで当公社の信用力が著しく低下し、金融機関からの借り入れが困難となっている問題については、一旦、滋賀県から栗東市土地開発公社へ40億円の金融支援を受けることで、緊急的課題である栗東市が財政再生団体となるリスクは一時回避する目途が立ちました。来年度以降は、後継プランの策定等、土地利用の目的を明らかにすることで問題解決が図れるよう努めていきます。 以上、新幹線新駅中止にかかる財政上の諸課題への解決に向けた現状と基本的な考え方を市民の皆様にお知らせします。今後も新幹線新駅中止による負の影響がプラスに転ずるよう努力してまいりますので、皆さまの一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。 平成21年 2月12日 栗東市長 國 松 正 一 ↑このページのトップに戻る↑ 平成21年3月 桃のつぼみもふくらむ頃となり、今年度も早いものであと一ヶ月となりました。 さて、先月は市内9つの会場で今年度2回目の学区別自治連合会が開催され、全て出席させていただきました。この中で、4月以降本格的に実施する「財政再構築プログラム」に関する諸課題についての懇談が中心となり、自治会長様の中からは、『地域住民からの質問や要望に答えられるよう、プログラムに関してもっと情報提供してほしい』という声がありました。すでに、関連条例などの議会議決を得ているものの、よりきめ細やかな情報発信が重要であることを再認識し、今後、市広報紙、市ホームページをはじめ、窓口でのポスター掲示、各種配布物への掲載、各種会合での説明、さらにまちづくり出前トークのメニューに加えるなど、あらゆる機会を通じてさらにわかりやすい啓発に努め、説明責任を果たしてまいりたいと考えています。 ところで、このプログラムには「財政健全化すなわち再構築」という大きな目的とともに、将来に亘って市民の皆様が安心安全に、しかも夢と希望をもって生活できる「風格都市栗東の再構築」というもう一つの大きな目的があります。 栗東市に取りまして、こうした二つの目的の意味には大変重いものがあり、私の責務はこれを着実に進めることでありますが、昨今の大不況の影響を受け、税収の大幅な落ち込みが確実となるなど、新たな要因により一層厳しい財政状況になっていることも事実です。しかし、さらに踏み込んだ行財政改革を実施するなど、全力で当たれば市民の皆様が「住みよさが実感できるまち」として必ず明るい道が拓けると信じ、職員一丸となって取り組んでまいります。 季節の変わり目です。ご自愛され、健やかに過ごされることを祈っております。 |